fanwoodのブログ

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70代老人の呟き・写真・俳句・暮らしなど。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

コロナ禍のどこ吹く風と羽抜鶏

コロナ禍のどこ吹く風と羽抜鶏 扇木 緊急事態宣言が解除になったが二次感染が予想されるなど まだまだ安心はできない。そんな世相のなかにあって、 羽抜鶏は我関せずと今日も飄々と走り回っている。

菖蒲華(あやめはなさく)6月26日~30日

あやめの咲くころです。実際のところ、あやめが咲くのは5月頃。あやめとよく似た花に「杜若」と「花菖蒲」があります。見分ける方法としては、水辺で咲いているのは杜若か花菖蒲。乾いた畑で咲いているのはあやめか花菖蒲。一番良く分るのは花弁の模様で、杜…

鈴蘭に挨拶さるる朝かな

鈴蘭に挨拶さるる朝かな 扇木 朝の散歩で鈴蘭に出会った。鈴蘭は顔を下げており、まるで私に挨拶するようで気分が良くなる。散歩の効用はこんな所にもある。 鈴蘭に託す一言一句かな 比奈夫

滑稽 挨拶 即興

山本健吉は俳句の特徴を「滑稽、挨拶そして即興」の3点を上げています。重次師も「滑稽」が俳句の本質の一つとしており、俳諧には「反骨の精神とも言うべきユーモアのエッセンスが基底に流れている」と指摘しています。私も意識して俳諧味のある句を作るので…

老といふ未知の世界や星涼し

老といふ未知の世界や星涼し 扇木 還暦を過ぎてから未知の老人の世界に踏み込んだと言えよ う。思った以上に新たな発見、経験が待っていた。老もま た楽しからずやである。 老たのしたまに草矢も草笛も 後藤比奈夫

乃東枯

乃東枯(なつかれくさかるる)6月21日~25日 「夏枯草」が枯れる時期です。「夏枯草」は「靫草」(うつぼぐさ)の異名ですが、歳時記では「夏枯草」(かこうそう)が傍題として扱われています。靫草はこの時期から咲き始め、枯れるのはもっとあとなので、漢…